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宙組『エリザベートー愛と死の輪舞ー』 ラストデイ ~千秋楽編~

前楽に引き続き、千秋楽も観劇してきました。お席はこちら。

 

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2階席下手側三列目。二つお隣の席に、前のまぁ様お茶会で仲良くなったお友達が座っていて嬉しかったです。感動はすぐに共有しなくちゃだから♡。

 

宙組エリザベート』の完成型

まぁ様も最後のご挨拶で「今の宙組にしか出来ない『エリザベート』は完成しました」と仰っていましたが、一人一人の集大成を感じた素晴らしい千秋楽でした。まぁ様を中心に組子の皆さまのエネルギーが大きなうねりとなって劇場中に拡がっていました。

 

キャスト別レポ

主要キャストに絞りました(ほんとは全員分語りたい)。

 

トート・エリザベート(シシィ)役…朝夏まなと実咲凜音様

 

宙組トップスター朝夏まなと様と、宙組トップ娘役スター実咲凜音様。お二人の熱演が組全体の勢いを大きく引き上げているように感じました。さすがコンビネーション抜群の実力派トップコンビ。迫力のあるトートとシシィの対峙は見応えがありました。

 

バランスが良い、という説明だけだと簡素に聞こえますが、お二人手に手を取って一緒に進化されているお姿が印象的な、まぁみりコンビ。常にお互いの空気感を感じて、深めていく。まぁ様が強く出ると凜音ちゃんも強く出るし、まぁ様が引くと凜音ちゃんも自然にそれに合わせる…お二人の間には、そういった阿吽の呼吸のようなものがあるのです。決して一方的ではなく、いつだって二人で。まぁみりコンビの最大の魅力だなと思います。

 

まぁ様と凜音ちゃんが演じるトートとシシィの間には、根底に深い愛が根付いていて徐々に魂が近づいていくのがわかります。だから昇天の場面で寄り添う二人を見るとホッとするのですね。この日もまぁ様トートの腕の中に包まれている凜音ちゃんシシィは一筋の涙を頬に伝わせて、心からの安堵の表情を浮かべていらっしゃいました。そんな凜音ちゃんシシィを見つめるまぁ様トートの表情も穏やかで、そっと包み込むような優しいキスもとても甘やかな雰囲気でした。うっとり♡。結ばれるべき二人がようやく結ばれたのですね。

 

フランツ・ヨーゼフ一世役…真風涼帆様

 

”死”そのものであるトート、死に愛され捕らわれたシシィやルドルフなど、”特殊”な人間たちの中で唯一一人、フランツは普通の人間です。千秋楽ではまぁ様トートと凜音ちゃんシシィの勢いが増すほどに、真風さんフランツの”人間らしさ”が深まっていました

 

トートからするとちっぽけな”生”の世界、限りある人生を生きているフランツ。トートとは次元が違いますが、真風さんフランツのシシィへの愛もまた本物。広くて深い海のような穏やかさでシシィを包み込もうと、両手を広げていつまでも彼女を待っている姿に胸を打たれます。

 

シシィがあれ程までに自由を渇望しておらず、”死”を愛していなければ、フランツの愛に包まれてそれなりに幸せになれたのではないでしょうか。それくらい真風さんのフランツは魅力的でした。普通の人間故の甘えや葛藤すらも情感たっぷりに演じていらっしゃったのはさすがです。

 

また、まぁまかコンビの化学反応も良かった。まぁ様と真風さんの相反する色がトートとフランツ、二人の男の異なる在り方を際立たせていたように思います。

 

ルイジ・ルキーニ役…愛月ひかる様

 

大役ルキーニを見事に演じきった愛ちゃん。大劇場公演の初日の出で思わず涙を流していらっしゃったというエピソードを聞いてからずっとこの日まで、ルキーニという役に取り組むことは愛ちゃんの中で大きな戦いなんだなと感じつつ、一回一回の公演を大切に見てきました。

 

スタイリッシュなルックスも大きな魅力ですが、何よりも愛ちゃんのルキーニにはシシィへの愛があったな、と思います。”愛”というと重くなってしまうけれど、「崇拝するトートが欲しがっている命だから、俺がシシィを殺すんだ!」という単純なものではなくて、シシィの心の底にある”死”への愛を見抜き、彼女を”死”の元へそっと誘導しているような。だからこそフィナーレの「この俺だけが知っていた、エリザベートの愛の真実」という歌詞に説得力がありました。

 

 また、愛ちゃんらしい愛嬌のあるルキーニ像も大きな魅力のひとつ。バートイシュルでのシシィとの絡みも毎回可愛かったです。前楽ではシシィに帽子を渡して扇いでもらっていましたが(可愛い♡)、千秋楽ではまたちゃんとシシィを扇いであげていた(可愛い♡)。

 

 そしてルキーニといえば!な二幕冒頭のアドリブ。あれだけ長い時間をアドリブで埋めなきゃいけないなんて大変なことですが、ラストデイの愛ちゃんには余裕すら感じました

 

愛ちゃんルキーニ アドリブ前楽編

 

(愛ちゃんの登場に沸き立つ客席)「どうしたの~みんなご機嫌じゃない、1000回目だから?」

「俺も1000人の美女決めるの荷が重いからさ、今回は客席番号でいこうと思って」

「10列10番目!トート席の人!…って言おうと思ったんだけど、11番からなんだよ!」(客席爆笑)

「だから4列目41番のシシィ席の人!せっかくだから立って!(暗闇に目を凝らす愛ちゃん)…女、だよな?…良かった!」(またまた客席爆笑)

「じゃあシシィ…(イケボ)。写真を撮る前に一つ言いたい。これからは1000人目の美女として生きていってくれよ!」

「1000回目の、鳩が出ますよ!」(客席拍手喝さい)

 

愛ちゃんルキーニ アドリブ千秋楽編

 

(いつものメロディを口ずさみながら銀橋を渡る愛ちゃん。そのまま渡り切ろうとする)「いや、誰か止めて!」(客席爆笑)

「やりたいことやっとこうと思ってさ。いやぁー…最後だな。みんなどうしたい?(イケボ)」

「やっぱみんなで写りたいんだろ?」(客席大拍手)

「映画中継もされてるって聞いたぜ!。全国のみんな、台湾と香港のみんな、ニーハオ!俺、カッコよく映ってる?」

「じゃあ今日は劇場のみんなも、そして映画館のスクリーンの前のみんなも写るからな!」

「え?スクリーンのみんな写るわけないって?そんな小さいこと気にするなよ!はい、じゃあ笑って!ほんとに最後の、鳩が出ますよ!」

(客席盛大な拍手。ドヤ顔の愛ちゃん)

 

 

その場の空気を即座に読み取って笑いに変える、素晴らしいアドリブのオンパレードでした。愛ちゃん、お疲れ様でした!

 

 

 ルドルフ役…桜木みなと様

 

役替わりでルドルフを演じる期間が一番開いていたずんちゃん。楽しみにしていた、ずんちゃんルドの変化…これが想像以上に大きなものでした!。まさに、ずんちゃんルドルフ集大成!

 

大劇場公演の時のずんちゃんルドはトートに唆されるものの自分の意志で死を選ぶ!というような強い印象がありましたが、千秋楽のずんちゃんルドは死に至るまでの孤独や不安、葛藤を一つずつ丁寧に表現されていました。登場シーンや物語の流れは何一つ変わっていないのに、ルドルフがトートと向き合っている時間をより長く濃密に感じました。

 

革命運動のところでトートに見せる親愛の表情から、ルドルフにとってのトートの存在の大きさを感じさせます。死の舞の時の恐怖に引きつる表情も良かった。トートからピストルを受け取りこめかみに突きつけるところは、大劇場の時は前方を睨み付けるようにしておられましたが、千秋楽ではそっと目を閉じていらっしゃいました。「これでいいんだ…」苦しみから解き放たれたような安らかな表情が印象的でした。

 

ずんちゃん、最近どんどんカッコよくなられて…(泣)。フィナーレの群舞では4番手スター仕様のキラキラお衣裳がとても眩しかったですし、瞳の中に力強い光が宿っていて目を奪われました。パレードでは笑顔なんだけれどキリッと引き締まったいい表情をされていて、お一人での階段降りも堂々の貫録。でも、お辞儀された後に捌けるときのずんちゃんスマイルは相変わらず可愛いかった♡。そのギャップに惚れちゃうよ~♡。

 

ワンポイント ラストデイ

書ききれなかった素敵ポイントをまとめてみました。

 

  • 最後のダンスのまぁ様トート。シシィを見下ろすとき、無表情なのにもかかわらず凄い迫力だった。
  • 子ルドまどかちゃんが、ずんちゃんルドそっくりだった。
  • キッチュの最後、リンリンちゃん(中国の美女ありさちゃん)から特大ウィンクが飛んできた。
  • かなりちゃんマデレーネが長テーブルに両肘をついて、フランツにニッコリ微笑みかけていた
  • うららヴォルフ様のルキーニへのチューがいつもより濃厚で笑いが起きていた
  • ドクトルの帽子の下から、まぁ様トートのにやっと拡がったお口が見えるアングル
  • 「愛することはできない」とシシィに拒否された後、まぁ様トートの手の振り払い方がいつもより強め。ぺいっ!って感じだった。ぺいっ!。
  • 病院の場面でヴァイオリンを弾いているのは涼華まやちゃんだということが判明。
  • 昇天の場面で愛おしそうにシシィの手を取りキスするトート。甘やか!甘やか!。
  • フィナーレ男役さんの群舞。まぁ様が一人投げチューして捌けられるところで、まぁ様会のみんなで拍手しました♪。
  • フィナーレデュエットダンス。最後に銀橋でまぁ様と凜音ちゃんが客席に向かってお辞儀されるところ。まぁ様から凜音ちゃんに投げチューが♡。凜音ちゃんも嬉しそうに胸に手を当てて、まぁ様にお辞儀されていました♡。

 

群舞の時の拍手は、幕間に「まぁくんが投げチューして捌ける時に拍手してね!」と、お隣の方から伝言が回ってきて、それをまた逆隣の方に伝える…といった感じ。急な出来事にも関わらずバッチリ大拍手を決めることが出来て、まぁ様会の団結力な♡と思いました。

 

まぁみりデュエダンにおけるまぁ様から凜音ちゃんへの投げチューは、中継や映像ではまぁ様のお顔しか映っていなかったとのことなので、ここで大きな声でアピールしておきます!。凜音ちゃん、相当嬉しそうだったよ!!!。まぁみり、ラブい!!!。客席からも「ヒュー!」という歓声が上がっていました。みんな、まぁみり大好きだよね♡。ヒューヒュー!!!♡。

 

まぁ様ご挨拶~カーテンコール

千秋楽終演後の、まぁ様ご挨拶とカーテンコールの様子をまとめました!。

 

まぁ様ご挨拶

 

皆様、本日は宙組公演『エリザベートー愛と死の輪舞ー』の千秋楽をご観劇くださいまして誠にありがとうございます。宙組朝夏まなとでございます。

エリザベート日本初演から20周年、この節目となる年に私たち宙組エリザベートを上演できましたことを改めて幸せに思っております。

今日、東京公演出演者一人も欠けることなく千秋楽を迎えられましたのも、連日たくさんのお客様に足を運んでいただきまして、本日もたくさんのお客様に見守って頂いております。

皆様からの偉大なる愛、Un grande amoreのおかげと(客席笑う)、心より感謝いたしております。

このエリザベートという作品は、公演を重ねれば重ねるほど新たな発見が生まれたり、素晴らしい音楽を通して組の力が一つになる、そんな体感が出来たとても充実した公演となりました。

専科の悠真さんと共に今の宙組にしか出来ないエリザベートを目指して公演をしてまいりましたが、今日、今の宙組にしか出来ないエリザベートは完成しました。この公演が皆様の心に、そして記憶に残る公演となっていれば心から幸せです。

ですが、芸事の道に終わりはありません!。ますますこの公演を経て得たことを、これからの舞台に必ずや活かして参りたいと思います。温かい愛をありがとうございました。本日は本当に、ありがとうございました!。

 

カーテンコール①

 

(全員総出で幕が上がる。以下、まぁ様のご挨拶)

はぁ(胸いっぱい的なため息)。ありがとうございました。はい、今、無事に幕が下ろせたことにほっとしておりまして…言葉が無い!(客席笑う)。

でも、今胸にあるのはほんとに感謝だけです!。本日は本当に、ありがとうございました!。

 

(FOREVER宝塚を歌って幕が降りる)

 

カーテンコール②

 

(舞台中央にまぁ様と本公演でご卒業された天玲美音様が並んで登場)

まぁ様「天ちゃん、皆様に一言」

天玲さん「ひとつ、どうしても言いたいことがあったので…言わせて頂きます」

まぁ様「なんだい?」

天玲さん「天玲美音、これにて、宝塚歌劇団を卒業致します!」

(客席、拍手と歓声)

まぁ様「ふぅーーーーー!ふぅふぅーーーー!(ふぅーーを煽るまぁ様)

まぁ様「これからも天ちゃんらしく輝いてね」

天玲さん「はい」

まぁ様(天玲さんに向かって)はい~ありがとう~(ちょっぴり関西弁風イントネーション)

まぁ様「それでは、愛する仲間を呼びたいと思います!。みんなー!」

全員「はーい!!!」

(全員登場)

まぁ様「ありがとうございました。今日は映画館でも中継をされているそうで、たくさんのお客様が見守ってくれてました。皆さまに精一杯の愛を込めまして、本日は本当に、ありがとうございました!」

 

カーテンコール③

 

(全員総出で幕が上がる。客席はスタンディングオベーション。以下はまぁ様ご挨拶)

 

ありがとうございます!。ダンケシェン!(微妙な拍手の客席を見て)…ややウケだな(笑)

では皆さん!。心置きなく、エーヤンをやりましょう!(客席大拍手)。

では、説明しますね(笑い出す客席)。

私が「エーヤン、エリザベート」と言いますと、皆さんは復唱してください。で、「エーヤン、宙組」、「エーヤン、宙組(ごにょごにょ)(復唱もやってみせてくださるまぁ様に笑い出す客席)、最後に「ウン、グランデ」と言うので、「アモーレ!」と言ってください。

これは映画館の皆様もですよ!。みんなで心を一つに、エリザベート千秋楽を飾りたいと思います。

それでは皆さま、「エーヤン、エリザベート!」(客席「エーヤン、エリザベート!」)、「エーヤン、宙組!」(客席「エーヤン、宙組!」)、「ウン、グランデ!」(客席「アモーレ――――!!!」)。

(拍手喝采)

ふぅーーーーー!!!。素晴らしい!!!。ふぅーーーー!!!(客席からの大拍手を、まぁ様が”パン、パパパン”と、”定番の”いいとも”締めで締める。最後は右手を斜め上に挙げて、エーヤンポーズを決めるまぁ様)

本日は本当に、ありがとうございましたーーー!!!

 

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ギャラリー | 宙組公演 『エリザベート-愛と死の輪舞(ロンド)-』 | 宝塚歌劇公式ホームページ

 

約三か月間トートを演じる上で、いつもの明るい笑顔を封印されていたまぁ様が、初めてにっこり笑顔で両手お手振りをされていました。やりきった感溢れる表情のまぁ様と、清々しい表情をした組子の皆様の笑顔が眩しくて、見ているこちら側も胸がいっぱいになって泣きそうになりました。劇場中が温かい空気と大きな感動に包まれた千秋楽。素晴らしい公演をありがとうございました!。エーヤン、宙組ーーー!!!

 

 

 

 

 

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