ミルクとシロップ

ご訪問ありがとうございます♪ 大好きな宝塚についてのブログです。ご贔屓は朝夏まなとさん。まぁ様のお話が極端に多いです。

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暁のハルモニア第一話のレポートと感想【ネタバレあり】~ちょこっと世界史「三十年戦争とは」

NHK-FM オーディオドラマ  青春アドベンチャー『暁のハルモニア

 

 

 

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暁のハルモニア | NHK オーディオドラマ

 

【作】並木陽
【音楽】日高哲英

【キャスト】

(物語の主人公。天文学者で医者。師と仰ぐ天文学者ケプラーの遺した暗号の謎を解き明かすべく旅をしている。)

(ヨアヒムの幼馴染。彼を助けたことで再会を果たす。)

(ヘッセン=カッセル方伯夫人。ヨアヒムが憧れを抱く、美しく聡明な女性。趣味はリュートを弾くこと)

(神聖ローマ帝国皇帝フェルディナント二世が雇った傭兵隊長デンマーク軍を破ったものの”強すぎる”ことが災いして左遷されている)

(北方の獅子と呼ばれたスウェーデン国王グスタフ二世。)

(アクセル・オクセンシェルナ。グスタフ二世に仕える名宰相。)

(ドイツの天文学者で「ケプラーの法則」を唱えた)

(カトリック改革委員会の参謀)

(ヴィルヘルム5世。アマーリエの夫。プロテスタント信徒であり、ドイツ諸邦の中で最もスウェーデンに忠実な同盟者でもある)

  • ルディ…大河原爽介

(ヨアヒムが旅の途中で出会う少年。火事で唯一の肉親である母親を亡くし、身寄りもない為ヨアヒムと共に旅をする。記憶力に優れた一面も)

(カトリック改革委員会枢機卿)

 

廣田高志 瑞生桜子 
大森美紀子 井手柚花 
チョウヨンホ 梶原航 井内勇希 桃菜

 

朝夏まなと様 オーディオドラマ初出演

 

 2018年7月24日、25日の二日間に渡って収録されたNHK-FMのオーディオドラマ ・青春アドベンチャー『暁のハルモニア』。まぁ様にとって初のオーディオドラマ出演となりました。

 

 

グスタフ王とオクセンシェルナ伯爵と一緒に♡アマーリエ様♡

 

 

紅一点!可愛すぎる♡

 

 

『暁のハルモニア』公式ページにもまぁ様のお写真とコメントが掲載されています♡

 

 

宝塚男役トップスターとして活躍された朝夏まなとさん、女優としての主演舞台が控えたこのタイミングで、主人公ヨアヒムが憧れを抱くアマーリエ・エリーザベト役をお願いしました。聡明で気丈な貴婦人の気品あふれる人物造形で、物語の世界観を担っていただきました。

 

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朝夏まなとさんからのコメント】

初めてのオーディオドラマでしたが、

素晴らしい共演者の方々とのお芝居は刺激的でした。

研ぎ澄まされた集中力で満たされた空間で、

声だけでお芝居することがどれだけ難しいか痛感いたしました。

アマーリエ役をさせて頂いた経験をこれからのお芝居に生かしていきたいと思います!

ありがとうございました。

 

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『暁のハルモニア』収録リポート その1 | オーディオドラマ | ドラマスタッフブログ|NHKドラマ

 

髪も長くなって可愛いまぁ様。でも着ておられるお洋服は懐かしい~(/_;)♡可愛いお洋服もどんどん着て見せて欲しけれど、男役時代を思い出させてくれるお洋服もずっと着てて欲しいなぁ。

 

第一話 あらすじ【ネタバレあり】

 

 ーー時は近世。現在のドイツやオーストリア中央ヨーロッパに拡がっていた神聖ローマ帝国。そこではカトリックを奉じる皇帝側とプロテスタントの領主たちが長い宗教戦争に明け暮れていた。後の世にいう三十年戦争の時代である。いつ果てるともない戦乱、思想弾圧や魔女狩りが横行する一方、それは世界を解き明かす新たなる学問の黎明期でもあった。これは真実の探求に命を燃やした者たちの物語であるーーー。

 

 1630年夏、ドイツ南東・バイエルン天文学者で医者であるプロテスタントの青年ヨアヒムは高名な天文学者ケプラーを訪ねる為、レーゲンスブルクまで旅をしていた。その旅の途中、彼はカトリック勢力下にある都市の検問で危うく捕まりそうになってしまう。そこへ通り掛かったのがイザーク・シュヴァルツカトリックの司祭である彼はレーゲンスブルクに滞在している宮廷司祭の伯父の元へ向かう途中であった。彼の機転により難を逃れたヨアヒム。実はヨアヒムとイザークは幼馴染だったのだ。

 

 二人は再会を祝して杯を上げる。長きにわたって続く戦争を憂うヨアヒムにイザークは旅の理由を尋ねる。ケプラーを訪ねる為にレーゲンスブルクまで向かっているというヨアヒムに「旅は一人より二人の方が何かと便利だ」と同行を申し出るイザーク。ヨアヒムは快諾し、かくして二人は共にレーゲンスブルクを目指すことになった。

 

 ーーローマ教皇を神の代理人とし、聖母マリアや成人を崇敬する古くからの信仰、カトリック。そこから分かれ、聖書のみを重んずる新しい信仰、プロテスタント。戦争が両派の対立を深め、一方の宗派によって、もう一方が街から追放されることも珍しくない時代であった。宗派を巡る長い戦争は既に十年以上続いていた。発端となった事件は1618年現在のチェコプラハで起こった。プラハプロテスタント市民たちがカトリックの皇帝の代官たちを窓から放り投げたのだった。それが後の世に三十年戦争と言われる大戦争の幕開けになろうとは、その頃は誰一人予想しなかった。

 

 二人が掛けていた席にカトリック軍の傭兵が相席する。イザークが景気を尋ねるとスウェーデングスタフ・アドルフが自ら兵を率いて参戦してきたため、これからは忙しくなる」と答える傭兵。神聖ローマ帝国内のプロテスタント領主たちの味方する為らしい。

 

 北方の獅子と呼ばれるスウェーデングスタフ・アドルフは、その夏28隻の軍艦と多数の輸送船を率いてバルト海を渡り、ドイツ北岸に上陸した。勢いよく戦場に乗り込んだグスタフは神聖ローマ帝国プロテスタント教徒に向けて、カトリックの圧政からの救済を約束し、プロテスタント側の諸都市と手を組んだのだった。

 

自らを「正義の使者」と銘打ったグスタフを少しからかうように笑う、宰相オクセンシェルナ。二人は主従の関係を超えた深い友情で結ばれている。グスタフは彼に「この地に秩序をもたらすことを心から望んでいる」と告げた。「帝国内におけるスウェーデンの影響力を高め、あわよくば帝国そのものを手中に収める事こそ第一」、と忠告するオクセンシェルナにグスタフは頷いた。

 

 その頃、戦争の行方を左右する事件が相対するカトリック陣営の中でも起こっていた。皇帝軍最強の傭兵隊長があろうことか、あまりの強さゆえ味方の諸侯に恐れられ、総司令官を罷免されたのだ。その男の名をヴァレンシュタインという。

 

ヴァレンシュタインは突然の罷免、左遷を承諾。主君(神聖ローマ帝国皇帝フェルディナント二世)の身辺で無駄騒ぎする臣下たちが主君の心を惑わせたのだろうと考える彼は「皇帝軍がこのヴァレンシュタインの力を必要とする日は必ず来る。その時は我が足元でせいぜい泣いて縋るがよい」と笑うと、潔くその場を去るのであった。

 

 一方、ヨアヒムとイザークは宿泊した宿で揃って夜空を見上げていた。イザークはヨアヒムが手元に広げていた表に目を留める。この表はルドルフ表といい、時の神聖ローマ帝国皇帝ルドルフ2世の勅命によって1627年にケプラーが作成した天文表で、過去、未来のあらゆる星が計測できるというものであった。「この世で最も正確な天文表だ」と言い切るヨアヒムは、この表はケプラーの師、ティコ・ブラーエの遺した膨大な天体観測記録を元にして作られたものだと熱く語る。

 

天文学にはさっぱり興味の無さそうなイザークは気もそぞろな返事を返すが、ヨアヒムは信頼する友人にこれまで語ったことのない真実を話し始める。実はヨアヒムの父は、ティコ・ブラーエその人であった。ヨアヒムはティコ・ブラーエが晩年、女中だったヨアヒムの母親に産ませた子供なのだという。

 

天文学を志したのは実の父親に近づきたかったからなのか」と尋ねるイザークに、言葉を濁すヨアヒム。ティコ・ブラーエはある日晩餐会から帰ってそのまま亡くなった。ヨアヒムの母は、彼は共同研究者であったヨハネス・ケプラーに毒殺されたのだとヨアヒムに語っていた。ティコ・ブラーエが生涯を掛けて蓄積した膨大な天体観測記録を奪うために

 

だがヨアヒムは、ティコ・ブラーエはヨハネス・ケプラーに毒殺されたのではない、と考えていた。ヨアヒムが指し示す書物の文章に目をやるイザーク。そこには「天文学者たちの不死鳥」と、ティコ・ブラーエの姿が書かれていた。ケプラーに会い、直接真相を聞くことがヨアヒムの旅の本当の目的であったのだ。「御心にかなう望みなら神は必ずお聞き届けくださる」という聖書の文言を引用し、「その日はきっと遠くはない」と友を励ますイザークに微笑み返すヨアヒム。夜空に輝く星が二人を穏やかに見守っていた。

 

 レーゲンスブルクへの道のりもようやく半ばを過ぎ、歩を進めながらもヨアヒムとイザークは昔話に花を咲かせていた。そんな二人の目の前で、たいそう慌てた様子の老人が乗っていた馬を止めた。なんでも後から騎馬の集団が自分を追ってやって来るので、もしも行方を聞かれたら、右方向を指し示し「あっちに向かった」と答えて欲しいと言う。戸惑いながらもこれを承諾する二人。

 

老人は馬を降り、近くの物陰に身を隠した。その後、彼が言った通りに騎馬の集団がやって来て、先頭にいた快活そうな女性が二人に先ほどの老人の行方を尋ねてきた。老人に言われたとおりの方向を指し示すヨアヒム。女性は礼を言い、騎馬を率いて言われた方向へと去って行った。

 

 集団が去ると、物陰から姿を現した老人は二人に礼を言い、その場を去ろうとする。黙って老人の姿を眺めていた二人だったが、老人の顔を見て、ヨアヒムが咄嗟にケプラー先生!」と呼びとめた。老人は否定したが、ヨアヒムは持っていた書物に記載されているヨハネス・ケプラー肖像画を取出し「間違いない」と譲らない。

 

否定を続ける老人だったが、ヨアヒムが手にしていた書物を見やり、自分が書いた本であることがわかると一転、自分がヨハネス・ケプラーであることを認めた。ヨハネス・ケプラーとの偶然の出会いに興奮を隠せないヨアヒム。このケプラーとの出会いが己の運命を大きく変えていくことをこの時のヨアヒムはまだ知るはずもなかったーーー。

 

感想

 

 本作品は「青春アドベンチャー」のためのオリジナル脚本で、主要登場人物は作者の並木陽さんがキャストを想定して脚本を書いた、いわゆる「当て書き作品」なのだそう。確かにまぁ様を含め、キャストの皆さまの声の雰囲気はそれぞれのキャラクターにぴったりと合っています。

 

 第一話にはまぁ様演じるヘッセン=カッセル方伯夫人アマーリエ様は登場しませんが(第三話からの登場)、物語がテンポよく進むので飽きることがなく、もともと西洋史が好きな事もあり大変楽しく拝聴しました。ラジオドラマというものを初めて聴いたのですが、時代背景は語り部がわかりやすく解説してくれますし、台詞の中に自然と溶け込まれた描写で登場人物たちの表情や行動が容易に想像できました。

 

 第一話では主人公ヨアヒムとイザークとの友情がメインで描かれていますが、立場や宗派が違っても二人は少しも気にすることなく昔話に興じていて、二人が楽しそうに会話をしている様子は暗雲立ち込める時代の中で唯一心安らぐひと時に思われました。これからもこの関係は変わらないでいて欲しいなぁ。

 

ちょこっと世界史「三十年戦争とは」

 

 ヨーロッパ最後にして最大の戦争と言われる「三十年戦争神聖ローマ帝国を舞台として1618年から1648年まで続いた国際戦争です。きっかけは後の神聖ローマ皇帝フェルディナント二世(当時はボヘミア王)によるプロテスタント教徒への大弾圧。これに反対したプロテスタント教徒勢力はプラハ城を襲い、カトリック教徒である王の家臣たちを窓から放り投げてしまったのです(1618年、プラハ窓外投擲事件)。これを契機にボヘミア反乱が勃発し、周辺の諸国を巻き込んだ大戦争が始まりました。

 

 初めはスペインの支援を受けたフェルディナント二世対ボヘミア周辺のプロテスタント勢力、という宗教戦争でしたが、これにプロテスタントの国であるデンマークが参戦。焦ったフェルディナント二世は傭兵隊長ヴァレンシュタインを投入し、彼の活躍で戦いは一気に皇帝側(カトリック勢力)に傾きました

 

ここへ北欧のプロテスタントの国であるスウェーデンも参戦。率いているのはスウェーデン最盛期の王グスタフ・アドルフ(グスタフ二世)。意気揚々と戦地に赴いた彼は最初こそプロテスタントの諸都市に警戒されるものの最終的にはこれらの諸国と手を組み、プロテスタント勢力は巻き返しを図ることに成功します。

 

 反ハプスブルク家の代表勢力であるフランスもプロテスタントの巻き返しを後押し、いよいよプロテスタント勢力の勝利かと思われたところでフェルディナント二世が最後の切り札ともいうべきヴァレンシュタインを再起用するのです。実はヴァレンシュタインのあまりの強さに恐れをなした皇帝は先のデンマーク軍との戦いの後、彼を左遷していたのでした。

 

再び戦場に現れたヴァレンシュタインはついにスウェーデングスタフ・アドルフを討ち果たします。ですが懸命に闘い大活躍したヴァレンシュタインも最後は皇帝側に殺されてしまいます。味方に二度も裏切られるなんて…と悲しくなりますが、傭兵とはそういったものなのかもしれません。必要な時に呼び寄せられ、不要になれば容赦なく切り捨てられる。出過ぎた杭は打たれてしまう…。

 

 さて、戦争はさらに大きな国際戦争へと発展し、長きにわたり続く戦争にどの国も疲れ果てていました。戦争のきっかけとなったフェルディナント二世も既にこの世を去り、当初の宗教対立はだんだんと影をひそめ、1648年のウェストファリア条約の締結により三十年戦争は幕を下ろしました。

 

(参考資料:後藤武士著『読むだけですっきりわかる世界史近代編 コロンブスから南北戦争まで』)

 

 

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