ミルクとシロップ

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暁のハルモニア第三話のレポートと感想【ネタバレあり】~ちょこっと世界史「ヘッセン=カッセル方伯とは」

 

第三話のあらすじ【ネタバレあり】

 

主な登場人物についてはこちらの記事で。

 

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 伯父にヴァレンシュタインの告解聴聞司祭として推薦されたイザークは、彼に会う為プラハへ立つことになった。ヴァレンシュタインは皇帝軍の総司令官を罷免された後、プラハにある城で隠棲しているらしい。「普通失脚した将軍の専属に俺を推薦するか?」とぼやいてみせるイザークだったが、ヨアヒムには彼がどこか楽しそうに見えた

 

イザークに今後の事を尋ねられたヨアヒムは引き続きケプラーの遺した暗号を解読するために、その手掛かりを求めてマインツへ向かうと答えた。暗号解読官をしているバルターという男を訪ねるつもりだった。

 

マインツカトリックの街。イザークは友の身を案じて注意を促した。「もし君がこの先苦境にある時は僕を呼んでくれ」というヨアヒムに、イザーク「お前がドジを踏んで俺が助けに駆り出される方が先だと思うぜ」と笑った。

 

”ーーー神がいつも君と共にあるようにーーー”。

 

こうして二人はそれぞれの目的地に向かって旅を始めたのだった。

 

 その頃スウェーデングスタフ・アドルフは皇帝軍と干戈を交えるべくドイツ北部を進軍中であったが、彼はそこで思わぬ困難に直面していた。味方であるはずのプロテスタント領主たちが王の通行を拒否したのだ。いらだちを隠せないグスタフ王。「皇帝軍の攻撃が激しくなればいずれ彼らの方から助けを求めてくるはずだ」と、宰相オクセンシェルナ伯爵はこれを戒めた。

 

 イザークと別れたヨアヒムは一人旅路を急いでいた。そこで彼は衝撃的な様子を目にする。プロテスタント宗派の村が流れ者の傭兵たちによって襲われていたのだ。味方であるはずのプロテスタントの傭兵たちは民を容赦なく襲い殺し、金品や食物を奪っていった。

 

ヨアヒムは傭兵たちが荒らした土地を見渡し、生き残っている者はいないかと目を凝らした。見ると炎に包まれる家屋に少年が一人取り残されている。急いで駆け付けたヨアヒムは少年を助け出したが、少年の母親がまだ家屋の中にいるらしい。だが家屋はよりいっそう激しさを増した炎に包まれていた。ヨアヒムは燃え盛る炎を見やり、「お母さんを助けるのはもう無理だ」と肩を落とした。

 

 騒動の後、村には冷たい雨が降り注いでいた。先ほどヨアヒムが助けた少年は一人佇み泣きじゃくっていた。「濡れるよ、僕のマントの中にお入り」と、優しく少年に声を掛けるヨアヒム。訊けば少年は唯一の肉親であった母親を亡くし、他に身寄りもないとのことだった。

 

少年を可哀想に思ったヨアヒムは、世話してくれる人が見つかるまで自分と一緒に来るかと彼に声を掛けた。少年は名をルディといい、ヨアヒムが医者であることを知ると「自分を助手にしてほしい」と目を輝かせた。ルディの母親は薬売りを営んでおり、彼もその手伝いをしていたらしい。ルディの理知的な瞳を見てヨアヒムは彼と共に旅をすることを決意する。

 

 一方プラハに辿り着いたイザークは初めて会うヴァレンシュタインに着任の挨拶をしていた。ヴァレンシュタインイザークの顔を眺め、占星術で事前に調べ上げた彼の生まれや性格についての情報をつらつらと並べ挙げた。

 

驚いたイザーク「まさか星をご覧になって自分を召し抱えるかどうかを決められたのですか」と、やや呆れながら尋ねた。ヴァレンシュタインはこれに対して否定もせず「宮廷の坊主には教会の権威を穢す怪しげな術に手を染めている、と随分悪口を言われた」と笑った。イザークは自分もそういった宮廷の連中とはそりが合わず「遥か遠い宇宙の星と地球上の人間の性格が本当に相関関係を持つのかどうかただ不思議に思う」と述べた。

 

そんなイザークヴァレンシュタインは楽しそうに見やると、自分は坊主は嫌いだがイザークの伯父は別だと語った。一度失脚した自分が再び力を取り戻す為には、イザークの伯父のような宮廷内の協力者は不可欠であり、イザークにも相応に働いてもらうつもりだ、と。

 

イザークはこれに同意し頭を下げたが、彼はまだヴァレンシュタインの人柄を完全には信頼していなかった。「この男が本当に俺の人生を掛けるのに値するものかどうか、じっくり見極めさせてもらおうじゃないか」と、心密かに決意するのであった。

 

 ヨアヒムは新しい相棒と共に再び旅を続けていた。ルディは最初こそ読み書きが出来なかったが、ヨアヒムに付いて学ぶうちに水が染み込むように様々なことを覚え、今や完璧に読み書きを習得していた。

 

 ふとルディがヨアヒムに「あの数字って何?」と尋ねた。ヨアヒムがいつも手にしている手帳の暗号文を見てしまったらしい。さらに驚くべきことに、ルディは暗号文の数字を諳んじていたのだ。ヨアヒムに怒られると思ったルディは咄嗟に謝るが、ヨアヒムはルディの才能にただただ感心するばかりであった。

 

ヨアヒムはケプラーの遺した暗号と、それをまだ解読できていないことをルディに告げた。ルディは頑張って勉強して、ヨアヒムと一緒に暗号の秘密を考える、と嬉しそうに話すのだった。ヨアヒムは「君は僕なんかよりずっと偉い学者になるかもな」と、少年の輝く瞳を眩しそうに見つめた。

 

 旅路を急ぐ二人の前に一台の立派な馬車が通り掛かった。馬車から降りてきたのは苦しそうに胸元を押さえる男とその妻らしき女性、そして彼を支える従者だった。女性は夫に心配そうに声を掛けていたが、おろおろと立ち往生する従者に街へ出て医者を呼びに行くよう気丈に指示を出していた。

 

ヨアヒムとルディは馬車に近寄り声を掛けた。ヨアヒムが医者だとわかると女性は安堵して彼に助けを求めたのだった。

 

 ヨアヒムとルディは先ほど助けた夫妻の屋敷で食事をもてなされていた。美味しそうに料理を頬張るルディを微笑ましげにに見つめる女性はヘッセン=カッセル方伯夫人で、名をアマーリエ・エリーザベトと言った。ヨアヒムが命を救ったのは、この辺りを収めるプロテスタントの大貴族だったのだ。身に余るもてなしに恐縮するヨアヒムをアマーリエは命の恩人だと言い深く礼を述べた。

 

アマーリエはヨアヒムに急ぎの旅の途中でなければ、もう少しの間このヘッセン=カッセル方伯邸に滞在してほしいと願い出た。ヘッセン=カッセル方伯邸では現在主治医が留守であるらしい。躊躇するヨアヒムだったが、ルディはこの屋敷が気に入ったらしく、もう少しここに居たいと言い出す。夫や体の弱い子供たちを心配するアマーリエの話を聞いて、ヨアヒムは主治医が戻ってくる間だけ、という約束で屋敷に滞在することを決めた。かくしてヨアヒムとルディはヘッセン=カッセル方伯邸の客人となったのだった。

 

 ヘッセン=カッセル方伯邸に滞在するようになって数日が経った頃、ヨアヒムは姿が見えなくなったルディを探し回っていた。広い庭園を彷徨っているうちにヨアヒムは、どこからともなく聴こえてくるリュートの音色に誘われるように、とある場所へたどりついた。

 

”ーーーあ…。ーーー

 

庭園の東屋でアマーリエが一人、無心に楽器を奏でていた。その姿はさながら一枚の絵画のようで、ヨアヒムは暫しその美しい音色とアマーリエの姿に見惚れていた。

 

”ーーーなんという胸に迫る音色だ。心の憂いを全て洗い流してくれるような…まさしく天上の調べだ…ーーー”

 

物音に気が付いたアマーリエが、楽器を奏でる手を止め顔を上げた。彼女はヨアヒムの姿を見とめると朗らかに微笑んで声を掛けた。ヨアヒムは邪魔してしまった事を謝りながらもアマーリエのリュートの調べを褒め称えた。ヨアヒムの言葉にアマーリエは嬉しそうに微笑むと、リュートを弾くことくらいしか特技が無い、と肩をすくめて見せた。

 

アマーリエはヨアヒムを傍に座るよう促し、再びリュートを奏で始めた。

 

”ーーーヘッセン=カッセル方伯夫人、アマーリエ=エリーザベト様……。ーーー

 

ヨアヒムは初めて抱いた感情を胸に、美しいアマーリエの姿に見惚れ続けていた。

 

 その頃カトリックの皇帝軍とプロテスタントの領主たちとの戦いは一層激しさを増していた。そしてその火種はヘッセン=カッセル方伯にも振りかかろうとしていたのだった。

 

ヘッセン=カッセル方伯の元にマグデブルクの街が皇帝軍によって陥落させられたという知らせが入る。皇帝軍は市民たちを惨たらしく虐殺し、次はヘッセン=カッセル方伯の番だと威嚇しているというのである。怒りに震えるヘッセン=カッセル方伯。ヨアヒムはこの街にも戦火が迫っていることを知り、神にアマーリエの無事を祈るのであった。

 

感想

 

 さて、いよいよ我がご贔屓・朝夏まなと演じるヘッセン=カッセル方伯夫人アマーリエ様の登場です。ついに来た~!!!ヽ(^o^)丿

 

 アマーリエ様の登場場面は最後の五分程度でしたが、スピーカーからまぁ様の声が聞こえた瞬間、一瞬でアマーリエ様に恋に落ちました♡

 

まぁ様はもともと品のある方ですが、声からも気品が溢れ出している…!さすが元タカラジェンヌ!さすがトップスター!さすが宙組の太陽…!!!

 

女性らしい甘やかさがありながらも落ち着いた声は、方伯夫人そのもの。「いっぱい食べてね、ほら、お口についてるわよ」と、ルディに声を掛けるところからは母親らしい温かさが感じられて、思わず私もアマーリエ様のお家の子になりたーい♡、なんて思ってしまいました(笑)。

 

 庭園の東屋の場面では、ヨアヒムが”天上の調べ”と揶揄したリュートの音色と、女神のように儚げで美しいアマーリエ様の姿が目に見えるようでした。ヨアヒムと話している時のアマーリエ様の声は楽しそうにはずんでいて、どこか少女のような一面が感じられました。ヨアヒムはアマーリエ様のそういったところにも惹かれたのかなぁ。

 

 ヘッセン=カッセルが危険に晒されていると知った時、ヨアヒムが一番にアマーリエ様の無事を祈ったことにちょっとびっくりしつつも、全力で共感しました(笑)。

 

まぁ様、素敵でした~♡

 

 

リュートを奏でるアマーリエ様(イメージ)。


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ちょこっと世界史「ヘッセン=カッセル方伯とは」

 

ヘッセン=カッセル方伯領

 

 こちらは1806年~のヘッセン大公国と周辺地図です。調べたところ一番こちらの地図がわかりやすかったので参照。

 

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https://ameblo.jp/walker-memo/entry-12254859098.html

 

 Wikipediaには1789年のヘッセン=カッセル領が載っていました。こちらの方が物語当時のヘッセン=カッセル方伯領に近そうです(Landgft.Hessen-Kassel(HK)と記された焦げ茶色の部分)。

 

 

ヘッセン=カッセル方伯領 - Wikipedia

 

概要

 

 ヘッセン=カッセル方伯領は、神聖ローマ帝国領邦国家(ドイツ内の独立国)です。1567年のヘッセン方伯フィリップ1世の死に伴うヘッセン方伯領の分割相続によって成立しました。

 

フィリップ1世の長男ヴィルヘルム4世が相続したヘッセン方伯領の北半地域を指し、首都をカッセルに置いたためヘッセン=カッセル方伯領という名称で呼ばれていました。ちなみに方伯とは神聖ローマ帝国の諸国家で用いられた称号で、”伯爵”みたいなものだそうです。

 

 ヘッセン家の人々は殆どがプロテスタント信徒の家系であり、物語に登場するヘッセン=カッセル方伯・ヴィルヘルム5世はドイツ諸邦の中で最もスウェーデンに忠実な同盟者であり、妻のアマーリエ=エリーザベトと共にプロテスタントを擁護するフランス、スウェーデンを支持ヘッセン=カッセルをカトリックの皇帝軍に占領されながらも、軍隊を保持して数多くの要塞で防戦を行いました。 (Wikipedia参照)

 

ヘッセン=カッセル方伯領のその後

 

 ヘッセン=カッセル方伯領は神聖ローマ帝国が滅亡した1806年にヘッセン大公国となりました。1815年以後はドイツ連邦に参加。1866年にはプロイセンに併合され、1946年より、ヘッセン=カッセルはドイツ連邦共和国(西ドイツ)のヘッセン州の一部となりました。(Wikipedia参照)

 

現在まで続くヘッセン

 

 1968年にヘッセンダルムシュタット家が断絶すると、ヘッセン=カッセル家家長はヘッセン家全体の家長となりました。(Wikipedia参照)

 

 現在のヘッセン家当主のハインリヒ・ドナトゥス・フォン・ヘッセン

 

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http://www.gerhardt.co.jp/wn-hessen.htm

 

なかなかのハンサムさん。隣の女性は奥様のフローリア夫人です。自立している女性、という感じで素敵な方ですね。

 

 

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