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暁のハルモニア第六話のレポートと感想【ネタバレあり】

 

暁のハルモニア 第六話 あらすじ 【ネタバレあり】

 

主な登場人物についてはこちらの記事で。

 

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 ヨアヒムグスタフの元に顔を出すと、彼は大砲の銃弾を確かめているところだった。ヨアヒムの姿を認めると、グスタフは険しい表情を緩めて微笑んだ。

 

グスタフはヨアヒムを傍に呼び、スウェーデンへの同行の意思を確かめた。彼は自分の娘、クリスティーナ王女の家庭教師としてヨアヒムを自国へ連れて帰ることを希望していたのだ。

 

「クリスティーナ姫の家庭教師としてスウェーデンへ…。勿体無いお話です」と、答えたヨアヒムは「しかし自分には果たすべき使命がある」と続けた。その”使命”とは一体何なのかと尋ねるグスタフ。ヨアヒムはケプラーの手帳を彼に差し出した。ページ一面に綴られた数字。ケプラーが残した暗号文である。

 

「これは宇宙の核心に迫る法則が記されているはずで、自分は命に代えてもこれを解き明かさなくてはならない」、と語るヨアヒム。だが意外なことに、グスタフはこれをおおいに喜んだ

 

「聞いただけで胸がときめくぞ」と話すグスタフはヨアヒムに、暗号文の解読は自分の元で取り組めばいいと提案した。「なにが記されているのかぜひとも知りたくなった」、と。グスタフはヨアヒムに軍医として、スウェーデンへ帰るまでグスタフの軍と行動を共にすることを命じた。

 

 遠くでグスタフを呼ぶオクセンシェルナ伯爵の声がする。グスタフは名宰相であり唯一無二の親友でもある彼の姿を見やると、ヨアヒムに声を掛けその場を後にした。ヨアヒムは足取り軽く去っていく王の背中を見つめていた。

 

ーーー”グスタフ・アドルフ王…。さすらいの旅を続けてきたこの身がついに留まる場所を手に入れたのだろうか。王の傍が本当に僕が居るべき場所なのか…見定めなくてはーーー”。

 

 「陛下、わが軍の快進撃を前に皇帝軍は後退を続けております」と、オクセンシェルナはグスタフに戦局の状況を伝えた。レヒ川のほとりが次の戦場となるだろう、と。敵側の総司令官はティリー将軍。噂に名高いヴァレンシュタインはまだその姿を現さない。「一人の武人としてあの男と戦ってみたかった」と零すグスタフを、オクセンシェルナは軽く戒めた。

 

「一時の情熱に駆られてそのような世迷言を口にされるのはおやめくださいませ。王たる者、常に冷静な状況判断が…」と、口酸っぱく繰り返すオクセンシェルナをグスタフは遮った。「人間だれもがお前のように冷静であれば世界は凍り付いてしまうぞ」と、からかうグスタフにオクセンシェルナも負けじと言い返す。「お言葉ですが陛下、誰もが陛下のように熱く燃えていては、世界が焼き尽くされてしまいます」。二人は顔を見合わせて笑った。主君と部下の繋がりを超えた深い絆がそこにはあった。

 

 ヨアヒムはルディとスウェーデン軍の中にある酒場に来ていた。そこでは大勢の人間が賑やかに酒や食事を楽しんでいた。驚くべきことに軍の中には酒場に床屋、教会に学校までが併設されていたのだ。家族連れで軍に加わっている者も多くいるらしい。街が丸ごと移動しているような軍の内情にヨアヒムは心底感心していた。

 

「この頃はますます騒がしくなった」と、一人の男が呟いた。スウェーデン軍はどんどん人が増えていると言うその男は、首にロザリオのペンダントをぶら下げていた。それはカトリック教徒の証である。

 

驚くヨアヒムに彼は「グスタフ陛下はカトリックを信じる者を無理に改宗させたりなさらない。プロテスタントカトリックも、人間は一人一人が自由に自分の信仰を選ぶべきだと」と、誇らしげに答えた。それが、グスタフの目指す真の自由なのだ、と…。

 

ヨアヒムは老師ケプラーの最期の言葉を思い出していた。

 

ーーー”地上がいかに戦乱に満ちていても。星々の運航は決して乱れる事は無い。願わくは天上に調和のあるがごとく、地上にもあらんことをーーー”

 

 後日、ヨアヒムはこっそりと戦場に繰り出すグスタフの後を付いて歩いていた。ヨアヒムを若干疎ましげに振り返るグスタフに「陛下一人で戦場の視察など危険すぎます」と、ヨアヒムは食い下がった。「何事も自分の目で確かめる主義だ」と答えるグスタフは、友を連れて歩くと目立つが一人は身軽でいいと話した。

 

”ーーーこんなことをオクセンシェルナ伯爵が知ったら…!ーーー”

 

”ーーー…叱られるな。ーーー”

 

グスタフはヨアヒムにオクセンシェルナには内密にと釘を刺した。

 

 遠く見えるレヒ川を見てグスタフは感嘆の声をあげた。青緑色に輝く美しい川。しかし川の流れは速く、渡るのは容易ではなさそうだった。

 

皇帝軍は川の流れに沿って陣を敷いている。これはスウェーデン軍の歩兵隊の力を生かしにくい戦場だった。起伏の多い地形を見やり、ヨアヒムは「ここからは皇帝軍がよく見えますね」と、グスタフに声を掛けた。

 

ふとこちらに向かって大声で叫んでいる皇帝軍の兵士の姿が見えた。グスタフはそれを面白げに見やると、あろうことか「おーい」と答えて手を振り返したのだ。王の大胆な行動にヨアヒムは心底驚いた。

 

まさかグスタフ王が自ら視察に来ているとは露ほども思っていない敵軍の兵士は「お前たちの王様はどこにいるのか」と呑気に尋ねてくる。それに対して「貴様らが思っているよりずっと近くにいるぞー」と返したグスタフは、愉快そうに笑い声をあげるのだった。

 

グスタフは今夜中に敵軍の陣地に橋を掛ける計画をヨアヒムに話して聞かせた。まさか今すぐに敵軍が攻めてくるとは露ほども思っていない皇帝軍のねぐらをかくという算段である。グスタフは細かな布陣体制や攻撃の手順を冷静に分析していた。「上手くいくでしょうか」というヨアヒムに、さも簡単なことだという口調で「確実にな」と答えた。

 

 翌朝、スウェーデン軍の精鋭部隊は敵の砲撃をもろともせず川を渡り、対岸の敵陣へとなだれ込んだ。

 

”ーーーバルト海と数々の大河を超えてきた我々にこの程度の川など造作もない。これより本体を突入させるーーー!”

 

グスタフは自ら軍の先頭に立ち指揮を取った。グスタフの傍にオクセンシェルナがやって来て、敵の総大将ティリー将軍が銃撃を受け瀕死の重傷を負ったことを伝えた。「皆の者、世に続け!神は我らと共に!」グスタフの一声がスウェーデン軍の志気を最高潮に高めていた。

 

ヨアヒムはグスタフ率いるスウェーデン軍の鮮やかな勝利に目を見張っていた。

 

”ーーー…これが、グスタフ・アドルフ王の戦術…!ーーー”

 

 スウェーデン軍の勢いは今やとどまることを知らず世の人々を震え上がらせた。カトリック教徒の民衆たちはスウェーデン軍に手も足も出ない皇帝軍の在り様を非難し、皇帝が己の勝手な判断で罷免した英雄の復活を望むようになった。かつてデンマーク軍を破った傭兵隊長ヴァレンシュタインの復活を。

 

ヴァレンシュタイン公を!」「ヴァレンシュタイン公を出せ!」民衆たちは口々にヴァレンシュタインの名を叫ぶのであった。

 

 その頃ヴァレンシュタインは、屋敷にやって来ていた皇帝の使者が語る戦場の様子にじっと耳を傾けていた。「ティリー将軍亡き今、皇帝陛下が頼れるのはあなた様だけ。かつてあなた様を罷免した過ちについてはいかようにも償うとの仰せです。どうか御出陣を」

 

全てを聞き終わると、ヴァレンシュタインは落ち着いて口を開いた。「では、三つほど陛下にお許し願おう」と、訝る使者に向かってヴァレンシュタインは、出陣における条件を挙げた。

 

①「軍事に関する全ての権限を譲ること」

 

②「潮時だと判断した際、すぐに講和に乗り出せるよう、和平交渉の権限を与える事」

 

③「グスタフ王から帝国を守り抜いた暁にはボヘミアの王位を授けること」

 

法外な要求に顔色を変える使者だったが、今はどうしてもヴァレンシュタインの力が必要。皇帝に伝える事を約束し、使者は屋敷を後にした。

 

 この様子を傍で黙って聞いていたイザークも、主の大胆な要求には驚きを隠せなかった。皇帝がこれだけの要求をのむとは到底思えず、イザークヴァレンシュタインに尋ねた。

 

「のまぬわけにはいくまいよ」と答えたヴァレンシュタインは、どんなに法外な要求を飲まざるを得なくても、今の皇帝には自分の力が必要だと確信していた。「己の力を帝国全土に見せつけてやる時が来た」と出陣の決意を固めたヴァレンシュタインは、イザーク従軍司祭として共に戦地へ赴くよう告げた。

 

”ーーーグスタフ・アドルフ。奴こそ星によって定められし我が宿敵!。ついにまみえる時が来たーーー”。

 

下級貴族の生まれからボヘミア王に…。確かに実現したら痛快かもしれない、とイザークは心の中で頷いた。「この人が創ろうとする国がどんなものか、ひとつ見届けるのも悪くない」。

 

 スウェーデン軍内では、グスタフがヴァレンシュタインの皇帝軍総司令官再任の知らせを受けているところであった。待ち望んでいた敵の出現に闘志を露わにするグスタフ。そんな王にオクセンシェルナは「このままウィーンに進軍するのは得策ではありません。味方の諸侯との連携を絶たれ、孤立する恐れがあります」と、冷静に進言した。グスタフもこれを受け入れスウェーデン軍はニュルンベルクまで一旦退き、そこで体勢を立て直すことを決めた。

 

 城壁に囲まれた美しい古都、ニュルンベルクヴァレンシュタインはたちまちのうちに大軍を率いてこの街を包囲し、スウェーデン軍は籠城を余儀なくされた。街には飢えと疫病による苦しみの声が満ち、ヨアヒムは軍医として懸命に市民の救護にあたっていた。籠城が続き兵士も市民も皆疲れ切っている。いつまでもつだろうかと思案するヨアヒムは「この苦しい戦いの後にグスタフ・アドルフ王はどのような国を築こうとしているのだろう」と、王の心中を測った。

 

街を囲むヴァレンシュタイン公の陣地から野営の煙が立ち上っているのが見える。もしかしたらイザークもすぐそこにいるのかもしれない…。ヨアヒムは敵陣の友に思いを馳せるのだった。

 

 

感想

 

 今回まぁ様のアマーリエ様は最初の回想シーンのみの登場でした。しょんぼり(´;ω;`)

 

 ですが物語はついに佳境へ!。いよいよリュッツェンの戦いが始まりますね!。今回はグスタフ王が”師子王”と呼ばれる所以を垣間見た気がします。自ら先頭に立ち、軍を率いる熱さと大胆さ。それでいて冷静で緻密な計画を立てることも厭わない。

 

 またグスタフ王とオクセンシェルナ伯爵との、身分や立場を超えた友情にも感動しました。男の友情っていいなぁ~…って、まぁ様も言ってた♡。

 

 

 物語とは関係ありませんが『暁のハルモニア』収録時のまぁ様

 


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このお洋服を着ていらしたのは、きっと二日間の収録日の内の一日目だろうなぁと推測。見覚えのある水色のパンツが眩しいです!。

 

 

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